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消火に対応している配線ダクトの概要ポイント

配線ダクトは、家電やOA機器の電源ケーブルを収納するための設備です。一般家庭から学校・医療機関・公共施設など、数多くの場所で備わっています。基本的な機能は、電源ケーブルを綺麗に一か所にまとめて目立たないようにすることです。昨今ではさらに付加価値を持つ配線ダクトも登場しており、効率的に使用できるようになりました。

その配線ダクトのひとつが「消火対応製品」と記載されているものです。このダクトの特徴はステンレス素材で作られていて、内部に空洞を有しているのがポイントです。一般的な消火に対応していない配線ダクトの場合は、ポリ塩化ビニール製で、もっとも基本である電源コードを外側から見えないようにすることしかできません。ところが消火対応製品の場合、数多くの電源ケーブルを収納して発生するショート現象に対応しており、火災を未然に防ぐことが可能です。

これはステンレス素材だからこそ延焼を防ぐことができ、さらに内部に空洞を有することで酸素の供給をストップして二酸化炭素を充満させられるからです。炎は酸素がないと消えてしまうので、この原理を応用したダクトといえるでしょう。今では一般家庭でもたくさんの家電が備わっています。どれも使用頻度が高くて、常にコンセントにコードを差し込んだままという方も少なくありません。

配線ダクトを新たに備えようとする場合は、火災の原因を先に取り除くことも考慮して、消火対応の製品にするのもいいでしょう。

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