昨今では一般家庭でも、結束バンドを利用なさる方が急増しました。本来は電気工事の時に配線を束ねるのに使用していたものですが、一度締めると決して緩まないという特性が注目されたことで、今では家庭用品・文具売り場でも取り扱われるようになっています。バンドの裏側にあるトラッキングという凹凸が噛み合うことで、バンドは一方向にしか動かせないのが特徴です。100円ショップではおもちゃや日用品もたくさん販売されており、ここでも結束バンドは販売されています。
そのなかでも再利用可能な結束バンドというものがあり、アイデア次第でさまざまな利用方法が生れるものです。再使用可能なバンドのことを、「インシュロック」といいます。バンドのバックル部分が可動するため、一度しっかりと締め付けたとしても再びバックルを緩めることで取り外すことが可能です。インシュロックの使用例をここで見てみると、食品の保管・パソコンの組み立てに使われている方が多いです。
お菓子や食パンは一度に食べ切ることは滅多にありません。この保管をするのにインシュロックは役立ちます。パッケージの開封部分にバンドを取り付けて締め付ければ、中身がこぼれ落ちるのを防げるというわけです。さらに、パソコンを組み立てる時は各パーツの配線を束ねるのがベストですが、一般的な結束バンドだと取り外せないというデメリットがあります。
この時もインシュロックであれば、いつでも取り外しが可能です。
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