照明器具に向いている配線ダクトのポイント

家庭内には電話やパソコン・トースターなど、数多くの家電製品が備わっています。このどれもが毎日使用するため、いつもコンセントに電源ケーブルを差し込んだままだという家庭が多いことでしょう。飲食店等でも同じであり、家電は基本的には常に電源供給をした状態で置いておくものです。この場合、床全体に電源ケーブルが無数に散らばった状態となりますが、配線ダクトを使用すれば、綺麗にスッキリと片付けることができます。

配線ダクトには各家電に適しているものが存在しています。照明器具用であればフラットタイプの配線ダクトとなっており、天井に対して並行に備えられているのが特徴です。この照明器具用のフラットタイプについて詳しく見ていきましょう。一般的なダクトとは異なり、電気の供給も担っているのが特徴です。

古い民家などでは目にすることができませんが、2000年以降に建設された建物なら必ず照明器具専用の配線ダクトがあります。電気の供給を可能としているので、接続する器具に専用の配線タップを用意する必要はありません。また、天井内に見えないように備わっているので、ケーブルの目隠しをおこなえるというのも魅力に挙げられる点です。新たに設置をする場合は、隠ぺい工法となるので約2日間の施工期間が必要になります。

一度天井も取り外す必要があり、電気工事会社のほかにリフォーム会社にも依頼して施工をするのがフラットタイプの配線ダクトの特徴です。