セントラルライン式配線ダクトが活躍する場所

配線ダクトという製品は、多くの方が一度は目にされていることでしょう。各家電の電源ケーブルを収納することができ、目立たずに仕舞えることがメリットに挙げられます。昨今では数多くの家電が普及しているため、一般家庭でも常にコンセントにコードを差し込んだままにされているところも多くあります。そのままだと足を引っ掛けてしまうので、適切に片付けるのが望ましいです。

配線ダクトはケーブルを片付けるのに役立つものですが、中には各道具を効率よく使用できるようにしている配線ダクトもあります。それが「セントラルライン式」というもので、おもに生産工場の天井に備えられているものです。セントラルライン式の特徴は、工場のラインに並行して備わっており、エアーコンプレッサーやドリルなどの工具のケーブルを収納しています。このダクトの内部には電源も備わっているので、別途配線タップを用意してコンセントに差し込む必要もありません。

セントラルライン式配線ダクトの魅力は、移動範囲が広いという点です。通常のダクトの場合は電気ケーブルを目立たないようにすることに重きを置かれているため、必ずと言っていいほど壁や天井に固定をされています。収納したら動かせないという特徴がありますが、セントラルライン式はその問題を解消しているのがポイントです。昨今では美容室や医療機関でも取り入れている施設が増加しており、家電商品を効率よく扱ってケーブルも目立たないようにしています。