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凍結防止剤は結束バンドの劣化を早める

結束バンドは、室内だけでなく屋外で使用されることも多いアイテムです。室内で使用する分には問題はありませんが、屋外での使用では凍結防止剤に注意する必要があります。凍結防止剤とは雪が降る前に撒いておくと雪が凍結するのを防ぐ効果があるため、雪国で使用されています。しかし、結束バンドは凍結防止剤への耐性が低く、劣化を早める恐れがあるので気をつけましょう。

劣化する理由は、凍結防止剤に含まれている塩分です。そのため、どうしても凍結防止剤を使用しなければいけないなら、塩分に強い素材の結束バンドを使用するのが良いでしょう。塩分に強い素材としては、耐候性ポリプロピレンやナイロン12、ステンレスなどがあげられます。耐候性ポリプロピレンの寿命は7年から9年と長く、塩分及び薬品にも強い素材です。

ナイロン12の寿命は耐候性ポリプロピレンよりもさらに長く、25年となります。薬品や熱、寒さにも強く頼りがいのある素材です。ステンレスの寿命は30年と長く、再利用できるので環境に優しい素材でもあります。また、塩分の入っていない薬品で凍結を防止すると、一般的な結束バンドも劣化を早めずに使用できます。

酢酸ナトリウムや尿素といった無塩タイプなどもあるので、探してみると良いでしょう。結束バンドはゴミ回収ネットを固定したり、ソーラーパネルを固定したりなど屋外でも頻繁に使用されます。シーンに合わせて素材を選ぶのが重要といえるでしょう。

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